建物は経年劣化や風雨の影響、施工不良、地震等で、『浮き』や『剥がれ』が生じることは少なくありません。 外装に使われるタイルは高強度で吸水率が低く、耐久性に優れているため比較的長持ちしますが、10年に一度を目安にプロによるメンテナンスを行わないと、タイルの『浮き』や『剥がれ』が出てきてしまい、事故の原因になってしまう場合もあります。 そのため、施工後10年を超えたタイル製の外壁は、タイルの剥離、浮き等の劣化および損傷の状況をチェックし、補修工事を行う必要があります。

下地補修とは、塗装・防水施工などをするにあたり、塗装素地の補修工事をすることです。 亀裂、欠損やピンホールなどを削り取ったり・埋めたりするとても大切な作業です。 マンションなどの建物は主に、鉄筋とコンクリートでできています。 コンクリートは外気の温度が高いと膨張し、温度が低いと収縮するという性質があります。 年数が経過するごとにコンクリートは収縮を繰り返し、ひび割れが発生する等の不具合が起こります。 そのまま放置すると、ひび割れから雨水が浸入し、内部の鉄筋の腐食を促して建物の寿命を縮めてしまいます。 これを補うために下地補修が必要となるのです。

柱の浮き、床の浮き、外壁の浮き、鉄筋コンクリート構造物やモルタルの浮き等にエポキシ樹脂を注入し補修する工法です。微細な浮き、ひび割れにも施工可能です。欠損部にエポキシ樹脂を注入することにより、建築物の耐久性を向上させることができます。

大規模修繕工事は、マンションやビルの劣化や傷み、破損などを改修するために計画的に建物全体を修繕する工事です。 分譲マンションでは、建設段階から修繕計画が立てられており、竣工後は、住人から編成される管理組合によって、 建設から12年目～15年目を目途に1回目の大規模修繕工事が実施するよう運営が行われています。 工事内容としては廊下、階段、外壁補修工事、屋上防水工事、鉄部塗装工事、などが該当します。 大規模修繕工事は、建物自体や設備の経年劣化などによる故障や破損を修繕し生活に悪影響を及ぼす可能性のある不具合の発生も防ぐと共に、 居住空間の快適性や安全面の確保のほか、耐久性、機能性、資産価値を守ることにもつながる工事なのです。 当社では大規模修繕に関わる業種の手配、一式工事等を行っています。